日本型意思決定支援モデルのパイロット事業を修了しました[2023.03.31]
こんにちは。『ワークステーションドルフィン』です。ドルフィンでは2021年から約2年間をかけて、日本型意思決定支援モデルのパイロット事業を受けました。この事業では、クライエント(利用者や患者)の「心からの希望」を表出できるような働きかけのスキルやチーム支援による希望の実現に向けてどのようにファシリテートしていくのかなど意思決定支援の具体的な取り組みについて学ぶ事業になります。
実際には一人のDM(意思決定者)を選定し、約6ヵ月間で定期的なミーティングを行い、その人のしたいことを応援するチームを作ります。チームはDMさんが希望する人で編成されます。チームメンバーにはミーティングにも参加してもらい、DMさんが困った時には声をかけてくれたり、希望を叶えるために一緒に支えてくれたりしてもらいます。
今回のモデル事業では、2つの希望(お好み焼きパーティー、農作業体験)を叶えることができました。どちらも楽しそうにしている表情がとても印象に残っています。
この事業を通じて、クライエントの気持ちや希望を「教えてほしい」という姿勢の大切さを知りました。付き合いが長くなればなるほど、「この人はこう考えてるだろう」「あの人のことは分かってるから」と支援者の勝手な考え(物差し)で視てしまうことが多いと思います。そのクライエントが今何を思っているか、これから何を思うのかは聞かずして分かることはありません。支援者として姿勢を正す良い機会となりました。
※この事業は日本財団の助成をいただいています。
クッキングクラブ・アトリエぐぅ[2021.11.26]
今年も早いもので、残りひと月。風が冷たく、温かい飲み物が手放せない季節になりました。
11月、感染症の状況が少しずつ落ち着いた頃合いでクッキングクラブ、アトリエぐぅを実施しています。
クッキングクラブではナポリタン、クラムチャウダー、紅茶のゼリーをつくりました。今回は喫茶店のメニューを意識しています。
鉄板で炒めたケチャップ味のナポリタン。実際に子どものころに味わったわけではないのに、なんだか懐かしい美味しさでした。
アトリエぐぅでは、今回も3名の講師をお招きして、画用紙や大きなボール紙に絵を描いたり、粘土や石膏を使った立体物の創作をしたりしました。
ひとつ前の記事でご紹介した商品化のグッズをきっかけにアトリエぐぅを知っていただけた方も居り、とても嬉しいです。
昨年に引き続き自粛の多い一年でしたが、こうしたイベントが皆さんの思い出になればと思います。
アトリエぐぅではじめて商品化やってみた[2021.11.26]
当事業所が宇佐市の委託を受けて取り組んでいる宇佐市障がい者芸術文化活動支援事業は、アトリエぐぅのワークショップだけではなく支援者のスキルアップも目的としています。
昨年度はアトリエぐぅで創作された作品をもとに商品化に取り組み、そのプロセスについて学びました。
ワークショップにご協力いただいている講師の方々にデザインやプロジェクト全体のアドバイスをいただきながら、シルクスクリーンプリントでグッズを3点制作。
リリースや販売等の展開について考える良い機会にもなりました。
ワークショップにご協力いただいている市内事業所を中心にグッズを配布し、この事業の普及啓発としています。
可愛らしく、インパクトのあるグッズ。宇佐市の色々なところで使っていただけますように!
アトリエぐぅの展覧会 Vol.1[2021.07.24]
2ヵ月間、そよかぜにて開催していました“アトリエぐぅの展覧会”。
宇佐市の是永市長をはじめ、市内外のたくさんの方にご来場いただき、この展覧会を鑑賞していただきました。
各メディアに取り上げていただいたことで、アトリエぐぅの活動を
より多くの方に知っていただくこともできました。
ご協力くださった皆さま、足を運んでくださった皆さま、誠にありがとうございました。
今後もこうした展示を通して、皆さんの作品の持つエネルギーや、豊かさ、楽しさを伝えていきたいと思います。
アトリエぐぅ[2021.07.23]
当日わたしたちは、今年度第1回目のアトリエぐぅを実施し、ひさしぶりのアート活動を楽しみました。
今回新しく加わった道具は3Dアートペン。ペンの先から溶けたプラスチックが流れ出て、なんと空中で立体を描くことも出来るのです。
パーツを作ってから接着して組み合わせることもでき、発想や工夫で色々なことが出来て面白かったです。
講師の先生が用意してくださった業務用のロール芯に絵を描き、トーテムポールのような作品も作りました。
大きな作品はとても迫力があります。寝っ転がって描く姿も、アートの自由さを体現しているようで素敵でした。
次回も面白いブースを企画中です。乞うご期待!
クッキングクラブ[2021.07.22]
感染症予防の観点から、長年恒例となっていたそうめん流しは断念し、代わりに冷やしつけ麺を作りました。
大きな豚ロースのブロック肉でチャーシューをつくり、ゆで卵やトマトと一緒にトッピング。
つけ汁にはすり鉢で炒った良い香りの胡麻をたっぷり加えて、美味しくいただきました。
デザートは、冷凍したバナナと豆乳で作ったヘルシーなジェラートを。夏にぴったりなラインナップです。
当日から4連休がスタートしましたが、なかなか遠方には行けない昨今。みんなで美味しいものを囲んだ時間が、夏の良い思い出になればいいなと思います。
アトリエぐぅの展覧会 Vol.1[2021.05.07]
こんにちは、『ルポーズ・そよかぜ』です。当事業所で実施しているアトリエぐぅが、はじめて展覧会を開催します。
場所は活動の拠点となっている『そよかぜ』です。
『そよかぜ』としての営業は通常どおり行いつつ、
フリースペース内に作品を展示します。
今回は、みなさんがアトリエぐぅで描いた
作品の一部をシルクスクリーン(孔版印刷)の版にして、
グッズなどに刷ったものも展示します。
お時間のある方は、ぜひお立ち寄りください!
クッキングクラブ[2021.05.07]
昨年に比べて感染症対策も板についてきましたが、まだまだ遠出が出来ず、身近な場所でゆっくり過ごす連休になりましたね。
さて、私たちは4月29日(昭和の日)に今年度第1回目のクッキングクラブを実施しました。
引き続き参加者の皆さまには消毒や検温等の協力をいただきながらの開催となっています。
今回のメインはお好み焼きです。大葉やサイコロ状の長芋を加えた、ちょっぴり変わり種でしたが、大変好評でしたよ。
旬のたけのこを使った土佐煮といちご大福も、みんなでおいしい、おいしいと言いながら平らげました。
大福の求肥は電子レンジで簡単に出来るので、また何かのレシピに活用したいと思います。
今後も必要な対策をしたり、工夫をしながらみんなで楽しい活動を続けていきたいです。
権利擁護研修[2021.05.06]
こんにちは、人材育成委員会です。当法人で年1回実施している権利擁護研修を3月4日に開催しました。「障がい者虐待防止法と障がい者への虐待の対応」という題目で、宇佐市虐待防止センター(ぬくもり暖)の末廣純一さんに講演していただきました。
大変わかりやすいお話しで、身近な事例などは、特に、職員が日頃の支援や対応を振り返るきっかけになったかと思います。2人1組で職員同士互いのストレスチェックを行い、他部署のスタッフともコミュニケーションをとる大切さを改めて実感しました。
計画相談支援、地域相談支援、障害児相談支援「ピアサポート体制加算」について[2021.05.01]
下記事業所では令和3年5月1日からリカバリーした経験を活かして利用者と同じ目線に立って相談・助言等を行うピアサポーターを事業所に配置しております。(地域相談支援については令和3年6月1日から)
1.事業所名
相談支援事業所 ルポーズ
2.体制加算を算定するにあたって要件となる受講済み研修
研修名:「平成30年度大分県精神障がい者ピアサポーター養成研修」※令和6年3月31日までの経過措置対象
開催月:平成31年1月
主催者:大分県
3.配置
ピアサポーター 1名